「おかずがおいしいスーパーやまにし」が公益財団法人 食品等流通合理化促進機構が実施（後援：農林水産省、日本経済新聞や、日本政策金融公庫）している「優良経営食品小売店等表彰」にて、農林水産大臣賞を受賞しました。当表彰事業は、独創的な経営技術を駆使し、優れた経営成績を上げている中小食品小売店等を表彰し、食料品小売事業等の意欲の向上と発展に寄与することを目的として実施されています。
スーパーやまにしは「付知の食に喜びを、付知の食で歓びを」をコンセプトに掲げる昭和5年創業の地域密着型ミニスーパーです。ナショナルチェーンの大型スーパーマーケットと差別化を図るため独自の戦略によるファンづくりを行っており、今回の表彰はそれらを評価されました。
日々の買い物が楽しくなるお店づくり
１．普通のスーパーでは買えない“バイヤー一押しの一品”
４代目の西尾真朋さんがバイヤーとして自ら食べてみておいしかったものや人に勧めたいものを仕入れて販売しており、一般的な大手メーカー商品の販売だけでは大型スーパーとの価格競争に勝てないため、ちょっと変わった商品やバイヤーのおススメというストーリーや付加価値で差別化しています。ヤマニシの店頭には、なかなか見かけないご当地アイスクリームやお菓子、乳製品、調味料などこだわりの商品が並んでいます。
２．ファンをつくる情報発信
セレクトしたこだわりの逸品やオススメのお惣菜から日常の出来事まで、新聞折込チラシやSNSによる情報発信を行い、ファンづくりをしています。
３．手書きPOPで楽しいお店づくり
お客様の興味を沸かせるようなメッセージつきの手書きPOPにより、つい立ち止まって読んでしまうような楽しい買い物の場づくりを目指しています。来店いただいたお客様に買い物の楽しさをご提供することで、“ヤマニシで買い物をするのが楽しい”と遠方からお越しいただくお客様も見えます。
自家製地味噌・地たまり・ケイちゃん
ヤマニシが店舗を構える付知地域では、各家庭で地味噌・地たまりを作っていましたが、今では作る家庭も減っています。しかし、地域のお客様から地味噌づくりを辞めないでほしいとの声を受けて伝統を守る地味噌づくりを行っています。
「鶏ちゃん（ケイちゃん）」は鶏肉を地たまりで漬けこんだ付知の味です。同店で作られる地たまりを活かし自家製ケイちゃんを作ったところ、美味しいとの評価も高く、店内だけでなく、近隣道の駅等にも販路を広げています。
店長選りすぐりのこだわりの商品、付知地域ならではの地味噌・地たまり、お店で手作りのお惣菜、目を引く手書きPOPなど楽しいが詰まったスーパーです。是非お立ち寄りください。
