若宮神社

若宮神社の創建は未詳ですが、寛永2年(1625)の古文書に既に記録されています。

文化12年(1815)には、本殿の再建をすることとなり、裏山からヒノキを切り出し再建に用いています。当時、尾張藩は林政改革を行い、ヒノキ等5種類を禁伐木としていましたが、下付知の氏子は「伊勢神宮でも使うヒノキを、同じ神様本殿再建に使用するのは差し支えないはず」と判断したとのこと。文政5年(1822)3月に、木曽木材奉行所の役人が来村した際、氏子代表が背伐(盗みぎり)を自首、名古山まで手錠、麻ひもに繋がれ奉行所に出頭、30日間の入牢を命じられ、厳冬期の牢舎生活を耐えぬき、無事釈放されました。

参考:付知町史

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