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令和6年度も自動運転バスが付知地区を走行しました!
2020年より中津川市は東京大学や付知の地域団体と共同で新たな地域圏、将来の交通のあり方について検討を進め、社会実験や付知地域デザインミュージアムの開設等を進めてきました。また令和5年度には自動運転バスが付知地区を走行しました。
令和6年度の実証実験では手動運転の介入回数を減少させることを目的として、一部の区間で一時交通規制を行い自動運転バスの専用空間を設定しました。加えて、すれ違い・追い抜き箇所を路側帯に新たに設定しました。
10月8日〜10月31日までの期間のうち10日間を運行し、延べ276名の利用がありました。付知地区の住民や観光客など多くの方に利用していただきました。乗車された方からは「自動運転バスが将来的に町中を走ったら便利だなと思う」「ゆっくりすぎることもなく、また早すぎることもなかった」などの声がありました。
また、付知地区コミュニティバスのバス停を活用した付知駆けつけバス(デマンドバス)の運行も実施しました。こちらは10月9日〜10月31日までの18日間で延べ132名の利用がありました。利用目的は「買い物」「付知駆けつけバスを試すため」が多く、「日常の買い物や病院に行く際に利用したい」「子供だけで習い事に行けるとよいと思う」などの声がありました。
10月27日には沿道の商店による「付知GINZAマルシェ」の開催もあり、大いに盛り上がりました。
実証実験で自動運転バス、付知駆けつけバスを利用した方にアンケートを実施しました。アンケート分析から得られた皆さんの意見を取り入れ、付知にあった新たな交通の実装を目指します!
自動運転バス利用者のアンケートの結果
自動運転バスに乗車された方にアンケートを実施しました。
アンケート結果・分析
- 自動運転バス利用者の約6割が付知町にお住まいの方、約4割が付知町外の方でした。
- 自動運転の乗り心地については、利用者の約7割が「違和感がない」と実感されています。
- 自動運転バスに乗られた約8割の方は危険を感じなかったと評価されています。
デマンドバス利用者へのアンケート結果
デマンドバスに乗車された方にアンケートを実施しました。
アンケート結果・分析
- デマンドバスの利用者は約9割が付知町内のお住まいの方でした。
- デマンドバスの利用目的は、「買い物」「付知駆けつけバスを試すため」がそれぞれ約4割と最も多い目的でした。
- 利用者の約8割は実際に乗って「満足」と実感しています。
- 予約方法は約9割の方が、簡単だったと評価されています。